「命を守る行動」は、国が非常事態の時に使われる言葉です。
しかし、当協会では非常事態・そしてその瞬間の命を守る行動だけではなく、危険回避の準備や被災後の生活のためにする様々なことも「命を守る行動」と捉えています。
当協会の「命を守る行動」とは
一番安心できる自宅を考えること
外出時の身の安全を考えること
会社や学校・スーパーマーケットなどの行先で注意すること
天気予報から自然災害を想定すること
もしもの時を考える
被災後の生活を考える
…など、まず身に起こるであろう危険を想定して対策をたてることです。
「命を守る行動」には、危機管理能力・想像力が必要です。
そのためには、最低限必要な知識を得て、備える!
自然災害の大まかなメカニズムや考えられる危険、その回避方法を知る!
持ち出し非常袋を用意したものの、何のために必要なのかと、対策の意味を知る!
日頃から身の周りの環境に関心をもって、知識や情報を得ることによって、いざというときの判断に役立ちます。
災害時に困ること、普段当たり前のようにできることができない状況を知ることによって、今やるべきことが見えてくるのです。
あなたの置かれている環境は、他人と自分が同じとは限りません。
自分や家族に合った対策を講じる必要があるのです。
そして、それは日常で当たり前のように対策をすることによって、いざというときに役立ちます。
災害大国日本で暮らしている以上、防災対策に終わりはありません。
当協会での重要項目は、防災を意識する「思考づくり」と考えています。
そして、具体的な対策をまじえて、自身に合った対策づくりをしていきます。
毎日怯えて暮らすのではなく、命を守る対策を日常化することが目的です。